DAW比較の難しさについて
以前のブログから早2週間が過ぎてしまいました。
前回の曲をDAW別に演奏させて比較をしようとしたのですが、いろいろと問題があって難しいなと思ったのでそれを書き記しておきます。
まず一番の障害は、Studio One Artistで他社製VSTプラグイン読めるようにしたのですが、読めます、が、MODOBASSだけはどうしてもオーディオデータにできないということ。
これはなぜなんですかね。多分ネットで検索しても出てこないということはProfessionalグレードではそんなことはおきないということだと思います。私と同じ症状はレアなんだろうな。
Studio One5がでましたね。この事件があってあんまり買う気が起きなくなってしまいました。
もう一つの障害はAbleton Live でやろうとしたところ、midiデータを個別のトラックにして一つずつ入れないといけないことがわかりました。トラック別に他社製のDAWで作っても1つのトラックにすべてのmidiデータが書かれるため、音色が分けられません。
トラックを一つずつ書きだして移さないといけないので面倒くさすぎてやるのを諦めました。
たぶん、Ableton LiveはサブDAWという概念がなく他のDAWと使ってほしくないのかと思われます。
上記は面倒なだけでやればいいのですが、一番難しい、というかこれが企画になりにくいなと思ったのは、MIXのせいです。
基本的にはABILITYで作ってMIXをして曲を作成しました。それにはもちろんボリュームのオートメーションを含むわけですが、これがよくなかった気がします。
Studio Oneには移して鳴らしてみたのですが、このボリュームにしないなって思ったんです。プラグインによって音量が全然違いました。でも好みを決めるなら設定を同じにしてどっちがいいか決めないといけない。そんな中でABILITYでMIXをしたらABILITY有利になりますよね。これがなかなかできないなと思った最大の理由でした。
Ozone9もかけてみたのですが、AIのAssistant機能もパラメータが全然違う値になったので本当に違うんだなというのは実感ができました。
曲を作るときにやるべきは、実際の音を聞いてそれに適切なボリュームにして、オートメーションを書いて、パンを振って…というのをそのDAWごとにある「癖」を理解しながらやるのが一番いいと思いました。
でも、やっぱりいつか、比較になるようなものを作りたいな…どうしたらいいのかな。