RONのDTM備忘録

DAW(メインはABILITY)の備忘録

涼宮ハルヒの憂鬱

今更ながら(私にとっては)一気見しました。今更ながらネタバレを含みますので内容を知りたくない人はって本当に今更読み飛ばしてください。

 

 

美少女アニメにはあまり興味がなかったのであまり気にしてこなかったアニメですが、京都アニメーションの事件もあり、あのダンスが社会的に旋風を起こし、挿入歌がここまで有名になったアニメなので見ておこうと思いました。

 

表現が本当に前衛的。いろいろなことをやりたかったんだろうなと。最初にインパクトを与えておいて、戦闘シーン、繰り返し同じシーンをやる。シリアスな話をしている間にほくろを映してみたり、ただ部室を部屋の角から映しているだけ、長門一人奥から少し声が漏れている感じ。

あらすじを考えると、人の多さに少し歪んでしまった女の子が高校に入って好きな人と遊んでいくうちに笑顔や楽しいことを見つけていくストーリーといったところか。私はあまり涼宮ハルヒに感情移入はできなかったな。あまりに他人に迷惑をかけすぎていて・・・そんな中で人のためになることを学んでいくストーリー・・・ではあるが。

音響的にも結構きちんと考えられていると思った。声が漏れているところ、本当に音量を上げないとわからないし、挿入歌のボーカルもホールリバーブかかっているし。

見て損をしたとは思わなかったです。15年近く前にあったアニメにもかかわらず新しい作りだな、これが始まりだったのか、と思えるような表現がたくさんあったので面白かったです。