RONのDTM備忘録

DAW(メインはABILITY)の備忘録

Bitwig Studio と Ableton Live

 導入してすぐは結構使っていたBitwig Studio。そういえば持っていた!!ということで最近結構な勢いで使ってみました。

 

これ、なんで使うことに遠ざかってしまったかというと、

 

MIDIMIDIキーボードでステップ入力できない!!!(できるのかもしれないがわからなかった。)

SleepFreeksの動画もちょうど「入力するぞ!!」ってところで止まっているし、だいたいBitwig Studioを使いたい人たちは使う機能はModulationSystemだったりTheGridだったりするので基本的な使い方紹介があまりない、しかも英語、というところでハードルが上がっているのではないでしょうか。

マウスで一つずつやることはできるのですがやはりキーボードでやりたいじゃないですか。リアルタイム入力はできるので演奏にたけている人はなんにも困らないんでしょう毛で私のようにリズム感がない人はステップ入力をしたいんです!!そこが大きなマイナスでした。

 

が、サブDAWとしてはかなり優秀だと思っています。

Ableton Liveとの比較になってしまうのですが、他のDAWから複数トラックに分かれたMIDIを持ってくるとLiveでは1つのトラックにすべてのMIDI情報が入ってしまうので、個々にMIDIを吐き出さないといけなかったのですが、Bitwig Studioはそんなことしなくてよい。ショートカットも自分で作ることができる、アレンジビューとセッションビューが同時に見られるなど私にとっては使い勝手がよかったです。

多分、Ableton LiveはほかのDAWとの互換性を考えようとしていない節があります。VST3の導入も遅かったし、最上位グレードのSuiteではかなり多くのシンセサイザーサンプラーが入っています。Suiteは持っていませんがこれだけでかなり多くのこと及びAbleton Liveでしかできないことってたくさんあるんだろうなと思います。

 

Bitwig Studioの話に戻ると、通常ではオートメーションで書かなければいけなかったものが内臓のModulation機能を使って直接コントロールをできます。これがサードパーティ製のものにも使えるのだから驚き。ABILITYではいろいろな曲線(三角関数、曲線の曲率指定など)ができるのですが、それよりもやりやすく面白いなあと思いました。

 

最近思うのは、ABILITYよりステップ入力がしやすいソフトはないんじゃないかなと思うんです。楽譜を見ながら、想定しながら「ここにこの音符」という形では最強のDAWな気がする。そこでMIDIを打ち込んでからほかのDAWに持っていくというのが最近の私の主流になりそうです。

 

(そして最近Studio One5がリリースされました。ここには楽譜の機能がかなり強化されてあるようです。かなり気になる・・・)